神應寺

じんのうじ
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重文の行教律師坐像や
狩野山雪筆による「竹に虎、御所車」所蔵

清水八幡宮一の鳥居右の道沿いにいくと、神應寺の山門が見えてきます。同寺は貞観2年(860)、石清水八幡宮を勧請した行教建立の寺で、当時は「應神寺」、その後天皇の号をはばかり「神應寺」と改めました。
文禄年間(1592~1596)、征韓の役にあって豊臣秀吉は、石清水八幡宮に詣で、軍の先鋒に神官を望んだところ、神社側は恐れて命に服しませんでした。それに秀吉は機嫌を損ねましたが、神應寺住僧の機転で、征韓の首途にはまず應神天皇の御寺に参詣すべきと進言。秀吉は機嫌を直し、寺領200石を寄進しました。
本堂西側の小高い墓地には、江戸時代の豪商、5代目淀屋辰五郎が眠っています。淀屋は大阪の「淀屋橋」を架けた人物で、「一刻の商いが80万両に及ぶ」という米市を初め、幕府や西国33ヵ国に総額15億両という大名貸しを行い、その威力は百万石の大大名も凌ぐ前代未聞の大豪商であったことで知られています。
寺内には重文の行教律師坐像や、豊臣秀吉の衣冠束帯の像を安置しています。桃山城から移行した書院には絵師・狩野山雪筆による「竹に虎、御所車」などが描かれています。

スポット情報 Spot Information

営業時間 ※拝観される場合は事前にご連絡ください
住所 〒614-8007 八幡市八幡西高坊24
TEL 075-981-2109
FAX 075-981-2347
アクセス 京阪本線「八幡市」駅下車、徒歩約5分