今日は2008年11月22日(土)です

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流れ橋(ながればし)

流れ橋

上津屋浜垣内の木津川堤防を下ると木津川に架かる木橋が見えてくる。正式名は府道八幡城陽線上津屋橋(こうづやばし)。人はこの橋を「流れ橋」と呼ぶ。
全長は356m、幅3m、木橋としては日本最長級である。流れ橋は府営の渡船場があったが、昭和26年(1951)3月に渡し船が廃止され、橋が架けられたが、永久橋だと経費がかかるため、節約型の木橋となったのである。
橋は、増水時の水の抵抗を減らすため、橋板にまで水が達すると橋板だけがフワッと浮き上がり、8つに分かれて流れる。流れ橋の名のゆえんである。しかし、この橋板はワイヤーロープで橋脚としっかり結ばれているため、水が引けば、このロープをたぐり寄せて橋脚に載せれば、再び通行できるようになる。
橋は平成16年(2004)の流出で、過去16回流れた。被害が大きかった昭和57年(1982) 、平成7年(1995)、平成9年(1997)は、全面改修が京都府の手によって行われた。昭和41年(1966)、枚方バイパス(現国道1号)にかかる木津川大橋の完成により、流れ橋の実用的な価値は減ったものの、木津川堤防のサイクリングロードとともに、近隣の人々の格好の憩いの場となっている。また、自然の風景に溶け込んだ橋は、よく時代劇のロケーションに利用され、河川敷に広がる茶畑と相まって、詩的な風情ををかもしだしている。